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大切なことはすべて腸内細菌から学んできた
東京大学名誉教授の光岡先生の書かれた本です。
光岡先生は腸内細菌のパイオニアと呼ばれている先生ですね。
タイトルに惹かれ、amazonでポチッと購入し、翌日に届きました。
はじめの印象は
うそっ。
この小さな、87ページしかない本が千円もするんか!やられたぜ。
しかし読んでいくうちに
これは腸内細菌の本じゃないな。むしろ光岡先生の生き方とか自伝や!
面白い。
千円の価値、十分ありました。
1時間そこらあれば簡単に誰でも読める内容になっていますが、光岡先生の人生が詰まった熱い本になっています。
面白かったところを抜粋してみます。
善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7の割合で共生している時、人の腸は健康を保つことができます。
(ちなみに日和見菌とは善いとも悪い言えない「どっちつかずの菌」のことです。)
人間社会も同じで善玉菌ばかりで社会が成り立っているわけではありません。落ちこぼれていてもいいではないですか。少しくらいはみ出し者がいても、それを許容する温かさが必要でしょう。全体の2割で調和が保たれるのだとしたら、すべての人が無理をして善玉菌のように振舞う必要はありません。
不完全であっても存在することが許され、善いところと悪いところ、それらの総和で私たちは成り立っています。生き物は、そうしたすべてを包み込んだ懐の広い世界に棲んでいると思うのです。
(一部改編)
腸内細菌の世界は人間社会の縮図やと。
そこからこんなふうに結論づける光岡先生の優しさとスケールの大きさを感じました。
いやあ、懐が広いのは先生です。
他にももう一箇所。
人の社会もそうですが、世論と呼ばれるものは常に日和見です。そこに明確な意思があるわけでなく、状況を変えるキャスティングボードを握っているのは、少数派の方です。
大多数の日和見菌をいかに味方につけるか?
それによって、蘇生(発酵)の方向に向かうのか、腐敗の方向に進むのか、世の中も人の体も、その進路が大きく変わってくるのです。
うーむ。
もはや腸内細菌の本を読んでいる気がしないですねえ。
人間社会は7割ではなくて、9割くらい日和見な気もしますが。社会を動かすのは本当に一握りの人たちですよね。
他にも随所に光岡先生の考え方、生き方が垣間見える面白い本になっています。
ちなみに光岡先生はバイオジェニックス研究会会長でいらっしゃるので、
便秘の人はヨーグルトを食べるのよりももっといい方法があるんじゃないですか?
と言うニュアンスのことをおっしゃっていました。(明言は避けておられましたが)
一読の価値ありです。