便秘・下痢

子供(乳幼児)の便秘にはどんな対策をすれば良い?


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子供(乳幼児)の便秘にはどんな対策をすれば良い?

こんにちは。

今日は乳幼児の便秘対策について説明したいと思います。

今まで大人の便秘についてばかり取り上げてきたのですが、つい先日子供の便秘についてご相談を受けたのでこの機会に取り上げてみようと思いました。

ご相談を受けたお子さんの実際に他院で受けた診療内容も交えてまとめてみたいと思います。

 

お付き合いくださいね。

子供(乳幼児)の便秘の原因って一体何なのか?

ガンコちゃん

子供でも便秘になるんですねえ。

べんぴ先生

便秘になる子供は意外と多いよ。子供の便秘外来をやっている病院もあるくらいや。

ガンコちゃん

へ〜知らなかったですわ。

べんぴ先生

今日一緒に勉強してみよ。

 

 

子供の便秘の原因って一体どんなものなんでしょうか?

 

僕が以前勤めていた病院はとにかく小児診療が盛んな病院で、よく乳幼児の便秘や下痢、原因のわからない腹痛などで小児科の先生からご相談を受けていました。

 

そこで感じたのは、

便秘や下痢、腹痛のほとんどは悪い病気に由来するものではない

ということです。

 

もちろん稀な炎症を起こす疾患などの可能性はありますが、ほとんどの場合特に治療が必要ないのです。

 

内視鏡検査(胃カメラや大腸カメラ)を何度も行いましたが、病気があったのはわずかに1人とかそのレベルです。

毎月1件くらいは少なくとも子供に対して内視鏡を行った記憶があるので、相当少ないと思います。

 

もちろん内視鏡で見るだけでは全ての異常をキャッチすることはできないので、正常に見える粘膜から組織をとって顕微鏡で見ることもあるのですが、やはり異常がないことが多いのです。

 

異常がないとわかったら症状が取れることもよくありましたね。

 

 

前置きはこのくらいにして今回は便秘だけに話を絞りましょう。

 

おそらく子供の便秘の最大の原因は・・・

 

排便の仕方を知らない

 

これです。

べんぴ先生

ガンコちゃん、うんちの仕方ってしっかりと誰かに教わったことってあるかい?

ガンコちゃん

確かに・・・なんとなく気がついたら一人でできるようになってましたね。

べんぴ先生

うん。おそらく大半の人がそうやろな。

 

排便の仕方って意外と教わったりしないんですよね。

自己流のことが多いんですよ。

 

 

少し脱線しますが

男性は若い時はほとんど便秘になりません。

しかし歳をとるごとにどんどん便秘で悩む人の数が増えていき、80歳を超えるとむしろ男性の方が女性より便秘で悩まれることが多いのです。

 

むしろ女性は若い頃から便秘に悩まれる方が多いので、ご自身で対処方法など会得していることが多いのですが、男性が70歳近くになって急に便秘になるとパニックになってしまうんですね。

 

そんな時バイオフィードバック療法という排便の訓練があるのですが、正しい排便姿勢を取れていない方が多いんですね。

正しい姿勢をお伝えするだけで便秘が治ったりすることもあります。

 

赤ちゃんや子供も同じなんですね。

 

実際に赤ちゃんや子供はどんな姿勢で排便すれば良いか?

 

赤ちゃんは便器でうんちをすることはないですよね?

ここでは赤ちゃんと、トイレの独り立ちした子供で分けて考えたいと思います。

赤ちゃんの場合

赤ちゃんもおならやうんちがでないとすごく苦しそうですよね?

泣いている原因の一つに便秘があると思います。

赤ちゃんの排便時の姿勢はどうすれば良いか?

 

これはコアラ抱っこです。

 

これは大人にも共通して言えることですが、排便する時の正しい姿勢は体を丸め込んだ姿勢です。

一番わかりやすいのは和式便所ですね。

考える人のポーズとも言われます。

 

和式便所って結構丸まった姿勢じゃないですか?

みなさんあれを目指してもらえばいいのです。

 

赤ちゃんの場合はコアラ抱っこです。

お母さんの前腕を赤ちゃんの両膝の裏に入れ込んで、赤ちゃんの両足でお母さんにしがみつくをとるのです。

 

こうすることで赤ちゃんはうまく息むことができるんですね。

 

ちなみにお母さんの前腕でしっかりと赤ちゃんの体重を支えることができるので、腱鞘炎予防にもなります。

 

間違った抱っこの仕方をしていると親指の付け根の腱鞘炎になるんですね。

 

これをデケルバン腱鞘炎と呼びます。

 

痛み止めの内服で治れば良いのですが、ステロイドの注射が必要な時もあるので注意が必要なんですね。

 

コアラ抱っこをしていれば大丈夫です。

 

コアラ抱っこのやり方は以下のリンクを貼っておきますね。

赤ちゃんにはコアラ抱っこ

子供の場合

 

これは先ほど説明しましたね。

 

つまりは和式便所がベストです。

 

ですが、今時のおうちでは和式便所はほとんどないんじゃないでしょうか?

 

なので洋式便所を和式便所のように変えてあげればいいんです。

 

 

この類のものがアメリカで大ヒットしたと聞きました。

アメリカでは和式便所はないですもんね。

 

値段もリーズナブルですし、オススメです。

学会で発表されている先生が勧められていて僕も知りました。

 

大人でも使えますんで、試してみてください。

 

あとはお子さんが排便しているのをちらっと観察してみると良いですよ。

 

僕もはじめは息子にこのような台を使ってトイレトレーニングをしたのですが、もうそろそろ台はいらないやろ〜といって捨ててしまったんですね。

 

先日久しぶりにたまたまトイレでうんちをしている息子を目撃したのですが、

なんと足をまっすぐピーンと伸ばしてうんちをしていました。

つまり、横からみると体が完全にL字型になっていたのです。

 

 

しかもおもいっきり息んでぷるぷる震えていたので笑ってしまったのですが、笑い事ではないですよね。

 

本人としてはなんとか自分で編み出した現時点での適切な排便法なんです。

というのも、足をピンと伸ばすことで腹圧がしっかりとかかるので排便しやすいんですね。

足がぶら下がっていたらうまく排便なんてできるわけがないんです。

 

なんともかわいそうなことをしてしまっていました。

 

皆さんも一度お子さんの排便する姿勢を見てあげてくださいね。

子供の場合は工夫して和式便所にしてあげる

お薬は何を飲めば良いか?

モニラック

基本的にはモニラックという薬を飲んでください。

モニラックはラクツロースという物質が主成分です。

 

広い意味ではオリゴ糖の一種なんですね。

 

簡単に解説すると

ラクツロースは人間の体内ではほとんど消化できません。

なのでほとんどそのままの形で大腸まで届くんです。

 

浸透圧といって水を引きつける作用があるので、便が柔らかくなります。

 

それだけではなく、

オリゴ糖は腸内細菌の餌となり、オリゴ糖を食べた腸内細菌が有機酸と呼ばれる酸性の物質を生み出します。

この有機酸がものすごく重要で、善玉菌にとってすごく良い環境を作り出すので善玉菌がさらに増えます。

しかもこの有機酸は大腸の動きをよくしてくれる作用があるんですね。

 

一挙3得です。

 

シロップ製剤で子供でも飲みやすいのが特徴です。

ただ1日3回飲むのが原則なのでちょっと面倒くさいですかね。

便秘が改善してきたら別に1日3回飲まなくても良いと僕は考えますが。

 

注意点とすればモニラックはラクツロースのほか、ガラクトース(11%以下)と乳糖(6%以下)を含むので、ガラクトース血症と言う稀な病気の子供は飲んではいけません。

今まで特にガラクトース血症と言われていないお子さんは問題ないですね。

あとは糖尿病と言われているお子さんには少し注意が必要ですね。

 

オリゴ糖の性質上、たまにお腹が張ったり、ぐるぐる言ったり、お腹が痛くなるお子さんがいらっしゃるので、その場合は体に合わないと判断してやめてくださいね。

 

と言うのも腸内細菌がオリゴ糖を食べた時に水素ガスやメタンガス、二酸化炭素というガスを発生させるんです。このガスが多くでる人やガスに弱い人はお腹が張ったり痛みがでるんですね。

 

オリゴ糖について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

 

オリゴ糖は体内に吸収されないので血液に吸収されません。

なので基本的にはとても安全と考えていただいて大丈夫です。

液体なので容量調節しやすいのもものすごいメリットです。

 

ただ、病院にかかるのが面倒くさいとか時間がない方にはサプリメントが良いかもしれませんね。

オリゴ糖は基本的に安全なのでサプリメントで補充するのもOKです。

 

モビコール

 

知り合いのお子さんはモビコールを処方されたと言っていました。

 

低出生体重児、新生児、乳児、2歳未満の幼児に対する安全性は確立していないと添付文書に書いてありますので、2歳になる前には使わない方が良いと思います。

 

あとモビコールは副作用にアナフィラキシーショックがあります。

頻度は不明ですが、特に子供には避けたいですね。

 

ちなみにアナフィラキシーショックは蜂に刺された後に息苦しくなったり蕁麻疹が出たり、血圧が下がったりすることで有名です。

あれと同じ現象が起きてしまうんですね。

あーこわい。

 

うちの娘がよくなるのですが、地獄のような気分ですよ。

ほんとに。

 

モビコールがモニラックより優れていたと言う文献もありますが、僕は本当かな?と若干疑っています。エビデンスレベル(科学的根拠)もさほどないように感じます。

 

糖尿病やガラクトース血症でないのであればモニラックより優先して使う意義がわかりません。(現時点では)

モビコールについては以下のブログでまとめてありますので参考にしてくださいね。

酸化マグネシウム

酸化マグネシウムも上記2剤と同じように浸透圧で水を便の中に引き込む薬です。

安心して使っていただいて良いと考えます。

酸化マグネシウムについては以下の記事を参考にしてくださいね。

刺激性下剤

これは腸を無理やり動かす薬です。

文字どおり刺激してくれるんですね。

ピコスルファートナトリウムやセンノシドなどの薬がありますが、もしも使用するのであればピコスルファートナトリウムの方が良いです。

センノシドは腸の粘膜を真っ黒に変えてしまいますし、現時点では安全性が担保されていません。

ピコスルファートは妊婦さんにも使うくらいの安全性ですのでもしも刺激性下剤を使うのであればこちらをお勧めします。

 

ただ、便が詰まっている時に刺激性下剤を内服するとお腹が痛くなってしまう可能性があるので注意が必要です。

 

個人的には子供の便秘に刺激性下剤はほとんどの場合必要ないのではないかな

と考えています。

刺激性下剤はなるべく使わない。まずはモニラックがお勧め!

どうしても出ない時は?

どうしても出ない時は浣腸してください。

しっかりとした姿勢で排便しても、モニラックやモビコールを飲んでも出ない時は浣腸してあげてください。

と言うのも一度硬い便が詰まってしまうと下剤を飲んだところで詰まりが取れないんですね。

浣腸で一度リセットしてあげる

ということが大事なんです。

 

浣腸は市販のものでも良いと考えます。

おそらく最も安全な浣腸はオリーブオイル浣腸なのですが、市販のものはありませんし、医者にかかってもやってくれないと思います。(保険適応外です)

小児科のクリニック事情などは正直あまり存じ上げないので、オリーブオイル浣腸を置いてあるのかどうかはわかりません。すみません。

 

大人の場合はガンの末期の方やものすごくひどい便秘の時に行うことがあるくらいですが、それでもほとんどの病院ではやってくれないと思います。

 

ただ、赤ちゃんの場合は綿棒浣腸をしますので、その場合はワセリンなどではなくオリーブオイルをたっぷり塗って染み込ませてあげるのが良いかもしれませんね。

 

話がそれましたが、浣腸で一度リセットしてあげてから

もう一度僕が説明した姿勢を教えてあげてください。

 

それでも出ない時はモニラックを試してみるか、オリゴ糖のサプリメントを摂取するのが良いと考えます。

 

摘便はして良いのか?

 

摘便(てきべん)をご存知でしょうか?

知り合いのお子さんが摘便をしたと聞いてびっくりしました。

 

摘便は指でうんちを掻き出してあげることですね。

大人でもやることがありますが、他のあらゆる手段を使ってもどうしても出ない時に行います。

 

結論を言いますと

なるべく摘便は避けた方が良いと考えます。

 

というのも肛門を傷つけてしまう可能性があるからです。

血が出るだけならまだ良いかもしれませんが、何度も行うことで肛門括約筋という筋肉を傷つけてしまうと、将来便失禁のリスクを上げてしまうかもしれません。

 

便失禁とはうんちを漏らしてしまうことですね。

 

特に女の子の場合は注意が必要だと思います。

というのも便失禁は女性の方がリスクが高いからです。

 

出産などで肛門括約筋が傷ついたり、骨盤底筋群と呼ばれる筋肉が緩んでしまい、便失禁しやすいんですね。

 

なのでどうしてもの場合を除けば摘便は控えた方が良いと思います。

 

摘便が必要になる前になんとか今まで述べた内容をやってあげるのが良いですね。

まとめ

今日は子供の便秘について解説させていただきました。

子供の便秘で重大な病気の可能性は非常に低いので、あまり心配せずにまずは排便の正しい姿勢をお子さんに教えてください。

病院にかかるのはそれからでも遅くはないはずです。

 

以上です。

お疲れ様でした。

 

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終わり方を知ると人生が動き出す〜お腹のガンになったらどうなるの?〜https://note.mu/benpilabo/n/na7a4c302f873

ABOUT ME
大北 宗由
大北 宗由
現役の消化器内科医師です。現在愛知国際病院で勤務しております。 便秘・下痢に関する正しい知識を広めるために日々ブログを書いています。 日本消化器病学会専門医・日本総合内科専門医・日本消化器内視鏡学会専門医