べんぴ先生のブログ

コロナウイルス騒動で思ったこと

みなさんこんばんは。

いかがお過ごしでしょうか?

体調は崩されてませんか?

 

こういう時は規則正しい生活をすることが大事だと思いますので、しっかり食べてしっかり寝ましょう。そしてパニックにならずに冷静に対応しましょうね。

ガンコちゃん

医者じゃなくても言えるような台詞ですねえ。

べんぴ先生

ん・・・

 

さて、今回の件が起きてからしばらく時間が経ちました。

各種報道やtiwitterの意見、youtuberのコメントなど様々な情報をじっと見る中で、様々な感情や考えが浮かんできて、自分としても一度文章にまとめないと混沌としてきました。なので、ここいらで一度つらつらと自分の思ったことを書いて見たいと思います。

 

 

自分の考え

①自分の身は自分で守る

②専門外のことに関して意見はなるべく慎む

③ポジションをとる。

 

 

まず①について。

 

自分の身は自分で守る

 

今回の件で今まで心の中でモヤモヤと思っていたことが確信に変わりました。

国や厚生労働省は当然国民を守る、なるべく多くの国民の命を守る責務がありますので、全力で正しい方向に舵をとるべきでしょうし、当然私利私欲を捨てて舵取りをしてくださっていると思います。

ただ、そもそも日本人全体に言えることですが、国やお上の判断に委ね過ぎているような気がするのです。

 

詳しくは述べませんが、自分としては家族の命を守る為に最善の行動ができたと思っております。国、厚生労働省の判断に頼らずに行動できました。

 

医療者じゃないとわからないよ、という意見もあると思います。

しかしそれではダメだと思います。

 

厚生労働省が勧めていないから子宮頸がんワクチンを打たない。

それじゃダメでしょう。

打つかどうかは自分で情報を選択して決めないと。

 

 

 

それぞれがしっかりと勉強し、自分で考え、行動する必要があります。

 

厳しいようですが、心からそう思います。

 

自分や大切な人の命を誰かに預けない。

 

 

②専門外のことに関しては意見はなるべく慎む

 

今回の状況を静観していて思ったことは、情報が玉石混淆であるということです。

私は医者を生業としておりますので、ある程度情報の取捨選択はできますが、一般人にはなかなか難しいでしょう。

 

 

みんなあれこれ言い出して、挙げ句の果てには医者じゃないようなよくわからない政治家や素人までああだこうだと言い出す始末です。

 

自分の専門外のことに対して(医者でもない、疫学の専門家でもないのに)よくあれだけ自信を持ってコメントが出来るなと、逆に感心するくらいでした。

 

一般人が参考にすべきは感染症内科の専門医の意見であり、それ以外の情報はシャットダウンしても良いと言えるでしょう。

少なくとも私はそうしています。

 

 

ちなみに感染症内科医と細菌学の学者は違いますよ。

 

細菌学の先生は臨床医ではありません。

つまり現場の人間ではありません。

 

なので実際の疫学的な対応や病院での対応については専門家ではありませんからね。

(テレビではコメンテーターとやらで出ていますが)

 

もちろん細菌学者を否定するわけではありませんよ。

ただ、分野が違うというだけです。

 

今回の出来事は本当に反面教師で、自分としてはとても勉強になりました。

専門外のことに関してはなるべく口を慎む。

 

③ポジションをとる。

コロナウイルスの件で、友人や知り合いの方から意見を求められることが多々ありました。

そんな時は岩田健太郎先生のブログやyoutubeを見るか、忽那賢志先生のブログを読むと良い、いや、それだけを見た方が良いと言ってきました。

それ以外の情報はシャットダウンすべきと。

 

これが僕のとったポジションです。

あくまでも感染症内科の専門医の意見だけを参考にし、恐怖を煽るだけの情報や安易に安心させる情報ではなく、冷静に現状を分析した専門家の意見だけを取り入れるというものです。

 

岩田先生の動画は削除されたのか、実際に見てはおりませんが、BBCに対する英語の会見は拝見しました。

堂々とされており、おっしゃっている内容もまともで参考になると自分は思いました。

 

あの船の中で何があったかはわかりませんが、少なくともみなさんの不安を無駄に煽るような方ではないと思います。

基本的に医学・科学に感情論は入れないような先生ですので、きっと船内の対策があまりにも酷かったのではないかと察します。

 

 

しかしtiwitterやそのほかのコメントも含めてかなり酷い意見が多かったように自分には思えました。(もちろん擁護するような意見も多数ありましたが)

 

岩田先生の人格まで否定するようなコメントまであり、一体この人たちは何なんだろうと遺憾に思いました。

 

そのようなコメントをする人たちは今回の件で一体どんな行動をしたのでしょうか?

 

匿名だからといって許されるものではないと心から思いました。

本当に気分が悪くなりましたよ。

 

多少なりとも医学教育をまともに受けた人であれば岩田先生が日本の感染症診療のみならず臨床教育を大きく良い方向に変えたことくらいはわかるはずですし、自分も岩田先生の本や姿勢に助けられてここまで来れたと思っています。(大したものではないですが。)

 

 

自分はただ他人を否定して何も行動しないような人間にはなりたくないと心底思いましたね。

 

そういえば小学校など安倍総理大臣が休校要請すると発表しましたよね。

 

子供は宝です。

自分としては妥当な判断だったと思いますが(早い遅いは別にして)、休校にする前は何で休校させないんだとかいう意見を耳にすることが多かったですが、いざ休校にすると前代未聞だとかいう意見が増えましたよね?

結局否定したいだけかと、心からがっかりしました。

そしてそのような人の意見には耳を傾ける必要すらないんだと、反省しました。

 

 

 

以上つらつらと書きました。

自分としてもまだまだ感情的にも揺れ動いているので、とりとめのない文章になってしまい、申し訳ありません。

 

命より大切なものはないはずです。

皆さんご自愛下さい。

ABOUT ME
大北 宗由
大北 宗由
現役の消化器内科医師です。現在愛知国際病院で勤務しております。 便秘・下痢に関する正しい知識を広めるために日々ブログを書いています。 日本消化器病学会専門医・日本総合内科専門医・日本消化器内視鏡学会専門医